税理士による電話相談員・ご相談内容の傾向として気になった点【中間レポート２】お墨付きは…

令和４年が始まって、早いもので、もう２月下旬ですよ。

なんだか、ちょっと前に大晦日とか、お正月で楽しんでいたのに…

時間が経つのは早いですねぇ～。

そうですよね。

光陰矢のごとしですよね～。

関東にお住まいの皆様！ こんにちは！

税理士の道明 誉裕です。

本年も、確定申告の時期がやってきましたね。

私も、税理士による税務支援の一環として、３月１５日までの間、確定申告相談センターの電話指導員を務めております。

千葉東税務署の特設会議室にて、電話指導員を務める日がございます。

千葉・東京・神奈川・山梨の住民の皆様が対象となるかと思います。

遠いところで、例えば、甲府のお客様は、千葉にいる私と知らず知らず電話しているわけですね（笑）

お電話の最後には、「やさしい対応」・「柔らかい話し方」・「わかりやすい」・「親切で丁寧な説明」との高いご評価を頂いており、やりがいを感じております。電話の先には、笑顔の皆様がいると、イメージしております。

なお、指名制ではないので、担当として私が当たるかどうかは、運任せとなります。税金の神様のみが知るところですね（笑）

電話相談で、担当させていただく際は、何卒よろしくお願い申し上げます！

いってらっしゃい！

頑張れ！ あすも代表っ！

無料相談の趣旨は、税理士に有償依頼できない方のためであり、税理士による保証機能はないのですが、一般的な質問にお答えするのが本質となっております。

主に、所得税・消費税・贈与税の確定申告書の書き方や必要な書類について、簡潔に答えたりしております。全くわからない人のために、全体感をエスコートしたりもします。申告の要否や、申告が必要な場合の概要など、ややレベルが高めのご相談にも乗っております。

しかし…

気になっているのは、電話相談を受けて、ボランティアの税理士として、あくまで一般論としての見解を述べるのですが、なにか保証のようなものを与えたかのように誤解されているお客様も多数おられるのではないかと感じる点ですね。

そうなんですよね。

無料の税務支援には、保証や担保などの効力がありません。

決してお墨付きを与えるような機会ではなく、１００％自己責任・自己防衛することになります。

税理士が、お客様と税務署の間に入って、税務代行したり、保証したりするのは、特別な書類に署名・押印（電子署名含む）したときだけです。

顧問税理士がお客様になりかわっておこなったことを示す、税務代行の確かな証として、「税務代理権限証書」があります。この書類を税務署に提出した場合には、なにかあっても、税理士に一旦電話がくることになりますので、ワンクッションや保証など、一定の効力があるかと思います。

また、税務書類の作成内容の保証については、「税理士法３３条の２書面添付」があります。税理士が代行して提出した書類を、その税理士自身が内容を保証するものです。

よって、保証が欲しい、お墨付きが欲しいというお客様は、税理士に正式に依頼願います。

税務関連については、書面によって初めて税務署が受け付けます。

確定申告書ですから、書面を出してから税務署の審査が始まります。税務調査となった場合、「電話相談員の税理士が○○と言っていた」なども、単なる言い訳に過ぎず、一切保証の効果はありません。「言った言わない」という言葉がありますが、「言わなかった」のと同じなんです。

よって、以上のことはご承知おきいただいた上で、ボランティアの電話相談をご利用ください。

そうでしたか～。

そうなると…

簡単な確定申告ならともかく、リスクが高い案件は、税理士先生に有償で依頼したほうがよさそうですね。

ところで…

税務支援でききそびれたり、相談し忘れることもあるかと思います。

ホームページでも、やさしい解説をしていただけませんか？

また、税務支援でなくとも、自分で試算してみたい人もいると思うんですよね。

セルフチェックできる試算アプリのご紹介をお願いいたします。

準備済ですので、是非ご活用ください。

セルフチェックしたい方は是非ご活用ください！

「あすも／道明誉裕税理士事務所」では、直接、ご相談（＊）も承りますので、お気軽にお問い合わせください。

当オフィスでは、税理士5.0＋技術者として、各種の税務に関するサポートをしております。総合的な事前対策支援や、高度な税務に関する税務相談・申告代行などを随時受け付けております。３０分無料WEB面談実施中ですので、お気軽にお問い合わせください！