税金どうでしょう?+pythonアプリ「所得税・住民税の扶養控除の判定を行い、扶養控除額の累積額と節税効果を同時に試算するアプリを創りました。」(スマホ利用でき、ダウンロード不要で、常時無料です。)
*留意事項・免責事項について同意頂いたものとみなして御利用頂いております。
私は20歳の大学生です。アルバイトをするかどうか・シフトをどれくらい入れるかなど、色々考え中です。
私は、母の扶養に入っているのですが、私のアルバイトによって母の「扶養控除」はどうなるのでしょうか?
例えば、バイトのシフトをわずかに増やしたことによって、63万円の扶養控除から外れたり、扶養控除額が変わったりするのでしょうか?
Aの母親です。他にも、Aにとって祖母となる同居する私の母親も扶養しています。私の所得は結構大きいので、扶養控除の影響は節税上なにかと気になります。
扶養している家族ひとりひとりが、私の場合の所得税・住民税の扶養控除の対象になるのか否かの判定と、扶養控除額、節税効果が知りたいです。 試し算できるアプリありませんか?
「所得税・住民税の扶養控除・節税効果試算アプリ」を開発しました!
扶養されているご家族が、扶養控除の対象となるのかどうかについては、会社への扶養控除等申告書(通称・マルフ)の提出、確定申告書の作成、そして、節税の検討など、各方面で重要となりますよね。場合によっては、住民税非課税世帯の判定や、国民健康保険料の算定など、色々と影響したりもします。
ただ、扶養控除には、生計一の要件や合計所得金額の要件などの判定要素もあり、かつ、年齢毎の区分と扶養控除額の違いなどもあり、案外、複雑なシステムとなっております。
複数の扶養親族がいる場合の所得税・住民税の節税計算は、判定と表計算を同時に繰り出さなければなりませんので、結構たいへんですし、計算ミスしてしまうかもしれませんよね?
税理士顧問契約をしている法人の役員様など、税理士に相談できる環境にあれば、税理士に任せていれば、特に問題はないとは思います。しかし、逆に、ほとんどの方はそういう贅沢な環境にはないと思います。税理士に相談できない方々のために、クラウドアプリを用意しました。
節税の試算などを、自分で検討したいケースも想定して、アプリを創りました。
税理士との相談前にあらかじめどんな感じになりそうかだけでも知っておきたい場合などに御利用ください。一般の方の私的利用はもちろん大歓迎です。
税理士先生の受付時・面談時などでの利用にも、電卓が不要ですので、簡易の試算結果などとして都度利用頂ければ幸いです。商用利用も無料でOKです! pythonのプログラミングコードは、オープンソースとしていますので、転用もOKとしています。
*繰り返しになりますが、自己責任の上、免責事項に承諾・同意頂いたものとみなして御利用頂いております。
なお、試算結果等は一般論であり、あくまで目安です。お客様の置かれている状況やご希望などもありますので、実際の相続税の判断については、慎重、かつ、個別に、専門家を交えて検討する必要がありますね。
当オフィス「あすも/道明誉裕税理士事務所」では、これらの全面支援も行っております。 なんでもきいてくださいね!
アプリの前に、税法上の根拠の説明をします
「アプリで簡単に!」も結構ですが、税法の基本を理解してからアプリを利用することをオススメしております。ブラックボックスのまま利用すると、思わぬ落とし穴があるかもしれませんので、念のため、解説します。
<扶養控除と節税効果>
「所得税」の扶養控除については、国税庁HPのタックスアンサーに以下記載があります。節税効果こそ違えど、扶養控除額そのものに関して言えば、住民税も同じ考え方です。また、生計一親族分も算入できる点も、節税上、注目ポイントです。合計所得金額や年齢などによって、算入できない家族もおりますので、「控除対象扶養親族」となるかどうかが、節税案の策定上は要注意すべきポイントとなります。控除できる金額も、年齢区分や所得税・住民税の別で異なりますので、これも考慮すべきでしょう。
ところで、扶養控除や節税効果を同時に検討するには、「表計算」を行わないといけません。電卓と紙ですとちょっとメンドクサイ、または、計算ミスするかも?と思いましたので、アプリを創りました。家族ひとりひとりについて入力すると、アプリが控除額と適用税率、節税効果をはじき出しますので、素早く検証できます。
No.1180 扶養控除
1 扶養控除の概要
納税者に所得税法上の控除対象扶養親族となる人がいる場合には、一定の金額の所得控除が受けられます。これを扶養控除といいます。
2 扶養親族に該当する人の範囲
扶養親族とは、その年の12月31日(納税者が年の中途で死亡し又は出国する場合は、その死亡又は出国の時)の現況で、次の四つの要件のすべてに当てはまる人です。
(略)
(1) 配偶者以外の親族(6親等内の血族及び3親等内の姻族をいいます。)又は都道府県知事から養育を委託された児童(いわゆる里子)や市町村長から養護を委託された老人であること。
(2) 納税者と生計を一にしていること。
(3) 年間の合計所得金額が48万円以下(令和元年分以前は38万円以下)であること。
(給与のみの場合は給与収入が103万円以下)
(4) 青色申告者の事業専従者としてその年を通じて一度も給与の支払を受けていないこと又は白色申告者の事業専従者でないこと。
3 控除対象扶養親族に該当する人の範囲
控除対象扶養親族とは、扶養親族のうち、その年12月31日現在の年齢が16歳以上の人をいいます。
4 扶養控除額の金額
控除額は、扶養親族の年齢、同居の有無等により次の表のとおりです。
(*当事務所が下表にまとめました)
(略)
引用 : No.1180 扶養控除
通称 | 一般扶養 | 特定扶養 | 成年扶養 | 老人扶養 | 同居老親 |
年齢・備考 | 16歳以上 19歳未満 | 19歳以上 23歳未満 | 23歳以上 70歳未満 | 70歳以上 親でない | 70歳以上 親である |
所得税の扶養控除額 | 38万円 | 63万円 | 38万円 | 48万円 | 58万円 |
住民税の扶養控除額 | 33万円 | 45万円 | 33万円 | 38万円 | 45万円 |
いずれにしても、扶養控除の判定などは税務知識を必要としますので、基本的には、税理士への個別の相談をお勧めしておりますが、セルフチェックの需要にも応えるため、以上を加味したアプリを開発しました。以下、使用方法をお読みの上、御利用ください。
「所得税・住民税の扶養控除・節税効果試算アプリ」の使用方法
ホームページ上で稼働する判定アプリです。ダウンロードする必要はございませんので、ご安心ください。その分、多少の文字化けがあると思いますが、ご容赦ください。プログラムの中身そのものを見ることができる形式としております。
「▶Run」を押して、はじめて頂くと、右側の「Result」の画面(インタプリタ)に質問や解説などが出てきます。カーソルにマウスを合わせ、質問される項目について入力ください。自動的に場合分け計算がされます。
半角数字、整数で入力の上、「Enter」で確定してください。自動的に判別され、結果が出ますよ。
それでは、アプリを御利用ください。
アプリです。「▶RUN」で質問が始まります↓
*「trinket」のクラウド連携の関係で、表示がされなかったり、プログラミング作動不良が起きることが確認されております。「リロード🔄」などですぐに修正されるケースがほとんどですので、トライしてみてください。
*「枠」をずらすことができますので、見えにくい場合には調整してみてください。
結果はいかがでしたか~?
「所得税・住民税の扶養控除・節税効果試算アプリ」に関する具体的なご相談サービス一覧
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当オフィスでは、税理士5.0+技術者として、 所得税・住民税の扶養控除・節税効果試算の税務に関するサポートをしております。総合的な事前対策支援や、高度な税務に関する税務相談・申告代行などを随時受け付けております。30分無料WEB面談実施中ですので、お気軽にお問い合わせください!
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当オフィスでは、税理士5.0+技術者として、簡易的なpythonプログラミングソフトの開発も承ります。例えば、先程のインタプリタ型pythonアプリを、コンパイルして、当ブログ以外の画面でも、いつでもどこでも試算ができる実行ファイル型のソフトウエアとして提供することも可能です。貴社のご都合に合わせたカスタマイズも承ります。時短・合理化・コストダウン・DX推進にご活用ください。
具体的なサービスはこちらに記載しています。
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