「あすも代表が尊敬する歴史上の偉人」1人目 → 「渋沢 栄一」について語る【その8】士魂商才・倫理観も兼ね備えたビジネス感覚の重要性
士魂商才・倫理観も兼ね備えたビジネス感覚の重要性
「渋沢栄一」と言えば、「士魂商才」という言葉を残した人でしたね。
武士は食わねど、高楊枝~!
今日は、冒頭にいきなりボケをカマしてきましたね~?
話の腰を折って、すみませんでした~。
「士魂商才」って、どういう意味ですか~?
「士魂商才」という言葉は、「論語と算盤」という著書名と同様に、武士道精神や儒学的な倫理観・道徳観をもって、営利を追求するビジネスも柔軟・積極的に行うべきことを意味していると、私はとらえています。
近年の行き過ぎた資本主義を見直す考え方にも通じるものがあるように思えます。
どういうことですか?
行き過ぎた資本主義から、「所得格差」が広がりすぎました。
親方日の丸・護送船団方式・終身雇用の時代であった昭和末期くらいまでは、格差の問題は、日本ではあまり問題にはならなかった内容かと記憶しています。バブル後の平成・令和の約30年で、日本でも問題が表面化してきました。
所得格差の問題は、長期的な景気の低迷・消費低迷、税収低下・国力低下・財政難、職業の世襲化、人口減、失われた30年問題など、様々な社会問題に派生して悪影響を及ぼしていると考えられております。
倫理観だけでなく、持続可能社会やSDGs(持続可能な開発目標)から、今まさに、資本主義が見直されてきています。
具体的には、どういうアクションプランがとられているのでしょうか?
所得の再分配に関する政治的・経済的な意識の転換が広まってきつつあります。
行政が生活保護や一時金・補助金などの分配を渋る一方で、NPO法人などが主体となって、コロナ禍での生活困窮者への生活用品・食糧の給付をしたりする動きもあります。
民間が主体となって、ボランティアとして手を差し伸べる社会に変化しつつあります。
クラウドファンディングなどでも、公益的な、配当金・営利目的以外の寄付金の募集なども多くなってきている様子です。
寒々とした弱肉強食の資本主義から、心温まるベーシックインカム型社会に転換しそうな雰囲気ですね?
そういう温かい未来がくると良いですよね。
渋沢先生も、合本主義として、社会全体の利益である「公益」を考えておられました。
今、まさに、このような倫理観も兼ね備えたビジネス感覚が、再び脚光を浴びてきつつあるわけですね。
「あすも/道明誉裕税理士事務所」でも、公益の面で、なにか実践していることはありますか?
税務試算のアプリとイラストによる税法解説を無償提供しています。
技術者出身で、プログラミングも得意とする税理士は、税理士7万人と言えど、ほとんどいないと思います。
連日、プログラミングをしてアップしてきましたが、ここ3ヶ月くらいで約60本くらいになります。コロナなどでたいへんな時代だからこそ、力を出し惜しみすることなく、皆さんと有用な情報を共有したいと考えております。
がんばれ! あすも代表!
令和3年9月27日(月)の「あすもニュース」!
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